経験が人をつくるということ-友人との再会で得た感動-

カナダに8か月留学した際にダンスクラスで出会った友人・ペトラと17年ぶりの再会を果たしました。
この再会で、スロバキア出身の彼女がカナダに移住することになった経緯を初めて知ることになりました。彼女の移民ストーリーを知り、そのたくましさに脱帽!改めて彼女の魅力を再確認したので、ご紹介します。

かつて、スロバキアは共産主義のチェコ・スロバキアという国名でした。
幼い頃、彼女の家族は給与の良い仕事の話が舞い込み、アフリカ・アルジェリアに移住したそうです。
しかし、苦労して生活する中で子供の将来を案じたご両親は、当時、移民受け入れに積極的だったカナダへの移住を決断しました。

スロバキアに残した財産とアルジェリアで得た財産があればカナダで新しいスタートが切れる!

そう考え、祖国に取りに戻ったものの、財産はすべて政府に接収されていました。やむなく、手元の財産だけで、カナダへ移住することになったとのことです。

「当時、私は小学生だったけど覚えているわ。
我が家の財産は
50ドル(約6000円)ほどしかなかった。
英語を話せない私達、両親は必死に働いたけど
生活はとても苦しかった。」

彼女と妹は英語を覚え、働ける年齢に達すると学業と仕事を掛け持ち家族みんなで頑張ったと言います。

そんな彼女との久しぶりの対面では、更なるたくましさを感じました。

「会ったら言おうと、思っていたことがあるの。実は、解雇されたの。」

やりがいがあると、いつも語っていた仕事だったのに、ある日、出勤したら突然解雇を告げられたという悲劇。財務状況が悪化して勤務していた部署が閉鎖、その日のうちに私物をまとめ退去となったそうです。

突然の理不尽とも思えるその結果をも、彼女は前向きに捉えます。

「10年勤めたからショックだったけど、新しいことに挑戦しなさいという啓示だと思うの。」

人は自分の経験を強さに変えることができます。子供の頃の移民経験が、今のたくましい彼女を作っているのだと改めて感じました。

そんな彼女と友達でいることは私にとって大きな刺激です。洞察力があって才色兼備、そして優しい彼女は私の自慢の友達です。
http://bit.ly/30XKSYC

オーナー谷本瑞絵
LATVIA HAZE Times【友人の移民ストーリー Vol.91】より
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